小学生(小児矯正)の歯並びの矯正治療では、あごの骨の成長や生え変わりなどを見ながら治療の開始時期や装置を検討します。どの子も同じ時期に同じ装置で治すことは出来ません。子供が慣れやすいマウスピース型の装置(夜寝る時や日中1~2時間の取り外し式の装置)でも癖を治すだけの物から骨格にまでアプローチできるものまで種類が様々あります。レントゲンで骨格の様子を観察しながら、装置の種類や使用時間を検討します。柔らかく簡易な装置に見えますが、使用時間や使用方法によっては、反作用もあるため使用には十分な注意が必要です。定期的な診察や検査が必要になります。